よっしゃ!の、お財布サンプル
今日、“みえてきた!”感ありのお財布サンプルが出来上がりました。
やっとすこし安心しました。
いやー、今回お世話になっているメーカーさんは何度もトライするのが普通なので驚いています。
小物とバッグ、両方手掛けてくれているのですよ。(一般的には小物とバッグは別々なんです。)
今回、私のスタート企画は結構大変でして、小物のファーストサンプル見たとき、正直悩みました。
今までの小物のメーカーさんに頼んだ方が纏めが上手いかも?と思ってりして。
しかし、今日の上がりを見て、逆に小物専門のメーカーさんが嫌がる仕事満載だなと改めて感じました。
切れ目仕立てでボロ隠しできないし、内側にはシルクプリントが施してあるし、カード段は革だけで重なって厚み出やすく縫いにくくなるし、合皮使ってないし…などなど。
まったく手が抜けない。
この「手が抜けない」に対してさらに「絶対手を抜かない」で対抗してくるには気質しかないてすね。
それこそが、“メーカーの特色”が出るところです。
実は、途中、その気質に“ちょっと大変かもな…?”と思ったこともありました。
一番はじめの企画なのに、私、こだわりすぎてないかな?
もっとスムーズに行くように簡単な素材に変えて、作りも簡単にした方がメーカーさんも悩まなくて良いかも?とか。
しかし、メーカーさんにとってはこのくらいのことは普通のことでした。
パリコレのサンプルを手掛けているのですよ。誰もが知る有名デザイナーです。
私からしたら学生時代からの憧れのひとですよー。
一斉風靡しましたもの!
今もなお活躍中ですしねー。
先日も、これからパリコレで発表するサンプルを見せてもらいました。
普通じゃ作れません。
単に奇抜とかではなくて、技が仕込まれている感覚。
品物が「かっこいい!」ですw
しかし、それまでには何度も何度も確認と修正の繰り返しです。
本物を求める人たちに向けて、世界中の人達が観る見本になるわけですから。
私の小物のサンプルたちも、その過程あって、私自身も初めての“納得”です。
(私も負けず劣らずなんですよねw💧)
生産時には更に修正かけますがw、ここまで来たら大丈夫だろうとホッとしつつ、最後の形の3回目のサンプルに入ります。
また、今月末は生産用の革もあがってきます!
こちらもうまく上がりますように❗❗
生産スタートも間近です❗
インスタグラムも見てね🎵
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